外国人が日本でアパートを借りる件

ここ数週間、仕事として、また友人の為にプライベートで外国人が日本でアパートを借りる手助けをしました。

昔と比べれば、借りやすくなってきてはいるものの、場所や不動産屋によっては、簡単には行かない事が多いと実感しました。

長期滞在の在留資格があったとしても、連帯保証人(日本人の友人や雇用主)を求められたり、銀行口座や携帯電話の番号が必要だったりします。日本人と同じですね。長期滞在のビザで入国したばかりの外国人にとっては、住所が決まらないと在留カードの裏書に住所が記載できません。その住所がないと銀行口座や携帯電話の申し込みができず、卵が先かニワトリが先かという状況になってしまいます。

保証人不要で、保証会社を利用できる不動産屋も多くなりましたが、緊急連絡先や身元引受承諾書の提出が求められたりするので、やはり外国人一人だけではどうにもなりません。申し込みをしてから審査を経て契約に至るまで、1週間以上はかかります。

今回、私が協力した外国人の友人は日本に1年ほど住んでいる人で、次の職場に近いアパートに引越しをすべく、気に入ったアパートを探してくれないかと頼まれました。本人から聞いている予算と間取りの希望を元に探したのですが、なかなか気に入った物件が見つからず、苦労しました。最終的には自分好みの物件が見つかり、無事に引越していきました。探してくれと頼まれてから契約に至るまで一週間以上かかりました。最終的にはネットで検索した物件ではなく、不動産屋に立ち寄って直接紹介された物件を選んだので、あまり私は役に立たなかったのかもしれません。本人のこだわりも強かったので、最後は自分で選びたかったようです。一件落着です。